公演の題名は、「さーかす」。物語の主人公の名前は「一郎」といいます。一郎は、やりたいことが見つからないで、毎日をダラダラと過ごしていました。ある日、そんな一郎の前に昭和のサーカス団が現れます。戦後、日本がまだ貧しい時代を一生懸命に生きたサーカス団が、現代っ子の一郎の心に生きる力を吹き込みます。
「さーかす」では、誰もが驚く大掛かりな仕掛けの装置が一夜にして学校の体育館に現れます。子供たちには「体育館が劇場になった」という驚きを感じてもらえるでしょう。また、この装置は、サーカス小屋のテント、海、クラゲなど、さまざまに形を変えて子供たちの好奇心を掻き立て、圧倒的な美しさで、命のこと、生きることの素晴らしさなど、現代を生きる子供たちに最も重要なことを優しく語りかけてくる作品です。