酒井 はな Sakai Hana

アメリカのシアトルに生まれる。5歳よりバレエを始め畑佐俊明に師事。1988年、埼玉全国舞踊コンクールに置いてクラシック・バレエバレエ第2部第1位、橘秋子賞受賞。同年橘バレヱ学校に入学、牧阿佐美、三谷恭三に師事。1993年に牧阿佐美バレヱ団に入団、18歳で『くるみ割り人形』全幕で主役デビュー。1997年、新国立劇場オープンと共に新国立劇場バレエ団に移り、柿落とし公演『眠りの森の美女』全幕にて森下洋子、吉田都と競演。以降、同バレエ団プリンシパルとして活躍。中川鋭之助賞受賞。1998年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2000年服部智恵子賞受賞。2003年、神奈川文化賞未来賞受賞。新国立劇場バレエ団公演、本邦初演ケネス・マクミラン版『マノン』にてタイトル・ロールを日本人として初めて踊り、同年ストラヴィンスキーの音楽劇『兵士の物語』に出演。2005年橘秋子賞優秀賞受賞2007年劇団四季公演『コンタクト』にゲスト出演。2008年舞踊批評家協会賞受賞。ヒューストンにおけるドミニク・ウォルシュ・ダンスシアター公演に招かれ『オルフェオとエウディリーチェ』のパ・ド・ドゥを踊り、またセルリアンタワー能楽堂における『伝統と創造シリーズ:ひかり肖像』に主演、津村禮次郎、森優貴と共演。2009年芸術選奨文部科学大臣賞。劇団四季公演『アンデルセン』にゲスト出演。日本バレエ協会では2010年及び2012年『ジゼル』、2011年『ドン・キホーテ』、2013年『白鳥の湖』、2014年『アンナ・カレーニナ』、2016年『眠りの森の美女』、2017年『ラ・バヤデール』にそれぞれ主演。クラシック・バレエを中心に活動しているがコンテンポラリー・ダンスやミュージカルにも積極的に挑戦し、新境地を拓いている。
優れた表現力、技術、品格ある舞台で観客を魅了し、我が国を代表するバレエ・ダンサーの1人として高い評価を得ている。新国立劇場名誉ダンサー。現在、洗足学園音楽大学バレエコース客員教授。2013年島地保武と共にダンス・ユニットAltneu〈アルトノイ〉を立ち上げ、2014年に「NHKバレエの饗宴」で『3月のトリオ』を発表する。主なレパートリーとしてはK・セルゲイエフ版『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ジゼル』、A・ファジェーチェフ版『ドン・キホーテ』、F・アシュトン『シンデレラ』『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』、K・マクミラン版『ロメオとジュリエット』『マノン』、G・バランシン『テーマとヴァリエーション』『セレナーデ』『シンフォニー・インC』、A・チューダー『リラの園』牧阿佐美版『ラ・バヤデール』『椿姫』、石井潤版『カルメン』その他A・ブルノンヴィル、N・デュアト、D・ウォルシュ、後藤早知子、U・ショルツ、M・ゲッケ、C・シュクップ作品等がある。2015年第35回ニムラ舞踊賞受賞。2017年紫綬褒章受賞。2018年第39回橘秋子賞特別賞受賞。